水戸市建設業協同組合は10月31日、令和４年度の安全大会を水戸市の茨城県建設技術研修センターで開催。安全優良工事表彰や安全宣言を通じ、絶対無事故の決意を新たにしました。　
　大会は災防委員会の関口宏委員長の開会のことばで開始。　
　大会会長の根本勝義理事長は「少子高齢化、人口減少など変化の激しい時代が続いており、建設業界も多くの課題が山積みしている。厳しい時だからこそ労働災害の防止、安全意識の向上に努めてまいりたい」と訴えました。　
　また「安全と衛生は現場に従事する一人一人の責務であり、権利。健康で働きやすい職場を構築していこう。大会を通して、もう一度安全管理の総点検を行い、意識を高めてまいりたい」と呼び掛けました。　
　災防委員会の荒川繁美副委員長が活動状況を報告。続いて優良工事表彰、地域貢献活動表彰、安全標語表彰を行いました。　
　来賓の高橋靖水戸市長は、組合員による災害時の活動や防犯活動への尽力に感謝の意を表し、「組合と共に難局を乗り越えていきたい」とあいさつ。　
　水戸労働基準監督署の小室順署長は、水戸管内で発生した労働災害の事例や原因などに触れながら、労災防止へルールを守ることなど注意を喚起し、「現場全体で安全作業をお願いしたい」と呼び掛けました。　
　受賞者を代表して㈱豊島工務店の現場代理人である角屋秀樹氏が謝辞を披露しました。　
　講話では、㈱建設経営サービスの提携講師で全国建設研修センターの施工法令専門委員を務めている相蘇淳一氏が「建設現場で行政指導を受けないためには」（日常管理で何をすれば良いのか）」について解説しました。　
　最後には、安全標語で最優秀に輝いた株木建設㈱の齊藤周蔵氏が、受賞した標語と安全宣言を読み上げました。