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スレート屋根の踏み抜きによる墜落災害防止の取組強化について(緊急要請・水戸労働基準監督署)

 昨年8月から本年5月までの10か月間で、スレート屋根(スレートで葺かれた屋根)からの踏み抜きによる墜落災害が4件(死亡2名及び重症2名)発生し、今後も予断を許さない状況です。
 これらの4件の事故は、労働安全衛生規則第524条で定められた歩み板を設置する等のスレートの踏み抜きによる墜落防止措置が不十分な状況で発生しました。
 スレート屋根の踏み抜きによる墜落災害は、一度発生すると死亡又は重症に至るケースが多く、また、墜落によって、屋内の第三者(労働者又は通行人等)が関係する二次災害へと繋がる可能性もあります。
 スレート波板は、見た目以上に「もろい」という性質がある上に、雨風や日光等に長い間さらされていると、経年劣化により強度が低下している可能性もあることから、スレート屋根上での作業は、これらの危険性を十分理解した万全の墜落防止対策が必要となります。

 

問い合わせ先:水戸労働基準監督署 安全衛生課 TEL.029-226-2237