当組合は10月12日、水戸市との共催による経営者・役員向けの講習会を水戸市の茨城県建設技術研修センターで開催しました。参加した経営者などは「持続可能な魅力ある組織づくり」について研修。前向きに仕事を進めるため意識を高めました。
あいさつで根本勝義理事長は「講習は、誰もが働きやすい職場環境について考える良い機会。働き方改革について考える参考にしていただきたい」とあいさつ。
水戸市男女平等参画課の木村清美課長は、講習会の開催に感謝の意を表し「市でも、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる。有意義な講習となることを祈念する」とあいさつした。
講師は、フェードイン代表の工藤敬子氏。工藤氏は、建設業を取り巻く環境、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)などの課題を指摘。持続可能な魅力ある組織になるための解決策として「新しい人材が入ってきて、さまざまな世代、さまざまな能力のある人、多様な人がバランス良く配置され、みんなが健康で、前向きな気持ちで仕事に向き合い、時代が変わっても事業を継続していける組織」と提示。今後については「既存事業の柱が1本しかないと事業を継続していけないリスクが高い。企業理念を軸に、新たな事業開発に挑むことが不可欠」と指摘しました。